男女の友情は成り立つのか?
てれさ:成り立たない派
この事項について二人で話した。二人の見解は違っていた。
①友情というのは単に友達という意味だけではなく、根底に愛情を抱くものだと考えている。その愛情とは同性に抱くものと異性に抱くものとは別だと思う。愛情がお互い同じものとは限らないし、外からの影響を受けて誤認識することもある。一方に恋愛感情が芽生えているなら既に友情ではないと思う。ましてや、体の関係を持ってしまった男女の友情などは友としての情ではなく色情ともいえる。
②単なる友達というものなら、男女の間でも大いにありうる。しかし、友情に関しては私と私の周りの人たちの経験から往々に成り立ってはいない。情というものはやっかいで、お互いに恋人がいる場合を除いては、などという条件付けする必要もなく本人の意図しない錯覚も起こさせる。認識の誤りともいえる。
③英語でgirlfriend, boyfriendとは恋人のことを言うとnativeに教えてもらった。友人関係を表す意味の友達とは男女の区別のないfriendのみを使うとのこと。日本人以外でも区別しているのだと思った。
④人間は自分を好きになってもらおうという愛情と承認の欲求が芽生えるものである。一線を引き、割り切って何かをすれば相手も同じように一線を引くもので、それ以上踏み込まなければいざという時は恋人や家族に頼る。友情とはその一線を越えて自己犠牲を伴いつつもそれをお互いに不快とせず、より近い存在になることだと思う。そして信頼関係の証でもあり、そんな近い存在になれることは滅多にない。故に男女間ではその先の展開を想像してしまう。
⑤極稀に、男女間での友達関係が成り立つ場合がある。それはお互いに恋人がいる時や相手に魅力を感じていない時と、友達から間違って恋人になってしまった後、奇跡的にまた友達になれた時くらいだと思う。人間として魅力を感じていない人との友情はまず成り立たない。
ぱとりっくこそが成り立たせることができないと私は思う。
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